薬剤師の雇用形態には
- 正社員
- アルバイト/パート
- 派遣
- フリーランス
など、さまざまな形があります。
この記事では、「こんなライフスタイルの人には派遣薬剤師が向いている!」という特徴を6つ紹介します。
半分以上当てはまれば、派遣薬剤師という働き方を検討してみるのもいいかと…!
派遣薬剤師をおすすめしたい人① お金を稼ぎたい
派遣薬剤師の時給は、アルバイトやパートより高く設定されていることが多く、短期間で効率よく稼ぐことができます。
正社員 | 2,300円〜2,700円(時給換算) |
アルバイト・パート | 1,800円〜2,500円(時給) |
派遣薬剤師 | 2,500円〜4,500円(時給) |
時給換算したとき、派遣薬剤師のお給料が、正社員を上回ることも珍しくありません。
派遣薬剤師の時給については、下の記事に詳しくまとめました。
派遣薬剤師をおすすめしたい人② 仕事とプライベートはメリハリ派
派遣薬剤師の給与は、時間単位で計算されることがほとんどです。みなし残業(固定残業)はありません。
時給が高いこともあり、積極的に残業することは求められていません。
※残業が発生した場合、残業代はきちんと支払われるので安心してください
派遣薬剤師が引き受ける業務は、投薬などその場で完結するものが多いです。薬歴の記入などを溜めこまないように心がければ、残業が発生することは原則ありません。
仕事とプライベート、オンオフはっきりさせたい人には、派遣薬剤師という働き方がおすすめです。
派遣薬剤師をおすすめしたい人③ 副業と両立したい
多様な働き方を実現できる時代。
正社員で薬剤師として働きつつ、スキマ時間で副業をこなしている方が増えてきました。
とはいえ。スキマ時間で副業までやり遂げるのは、時間的・体力的にそれほど簡単なことではありません。
また、副業が軌道に乗ってくると、「こっちにもっと力を入れたいな」「他のスキルも身につけたい」と思うようになるものです。
派遣薬剤師は、正社員と比べて、自分の時間を確保しやすいです。
正社員として数年勤めていると、管理薬剤師や薬局長への昇進の話が出てくるかもしれません。役職につくことは、薬剤師としても人としても、とても良い経験になると思います。
ただし、管理薬剤師を務めていると、副業や兼業はできません。
そもそも社則で「副業禁止」を定めている会社も多くあります。正社員として働く薬剤師さんから「副業を始めたいのに、社則が…」と相談を受けることもあります。
- 副業と両立させたいから
- 兼業したいから
という人理由で、派遣という雇用形態を選ぶのもアリだと思います。
派遣薬剤師をおすすめしたい人④ いろいろな職場を見てみたい
派遣薬剤師の契約は期限付きです。短いと数週間、最長3年。
結果的に、さまざまな職場を見ることになります。
- ずっと同じ環境に身を置くと飽きてくる人
- 新しい経験を「楽しい」と思える人
には大きなメリットです。
将来的には正社員として働く予定でも、自分に合った職場を見極めるために派遣という雇用形態を経験するのもいいと思います。
人から話を聞くのと、自分が体験するのとでは、まったく違います。
さまざまな職場で働いて、たくさんの人と接することで、確実に視野が広がります。
転職を成功させる一番の秘訣は、「自分が求める職場環境を、自分自身が把握していること」です。この部分が曖昧だと、転職はうまくいきません。簡単にブレます。
自身の体験ベースで
- こういう職場は合う
- こういう職場は合わない
ということを理解していると、転職エージェントの担当者さんとの擦り合わせもスムーズです。
派遣薬剤師をおすすめしたい人⑤ 国内いろんな場所に住んでみたい
派遣薬剤師の求人は全国にあります。
派遣薬剤師として、各地の薬局で勤務しながら、日本全国を「暮らすように旅する」ことも可能です。
勤務地に制限のない方は、良い条件の求人と出会える確率も上がります。
東京や大阪などの都心部ではほとんど見かけませんが、地方だと「住宅付き」求人もあります。そして、地方のほうが都会より、時給が高い傾向にあります。
地方の「高時給+住宅付き」求人は、効率よくお金を貯めたい人に超おすすめです。
派遣薬剤師をおすすめしたい人⑥ 1ヶ月以上の期間を使ってやってみたいことがある
正社員だと、有給を駆使しても、1ヶ月以上の長期休暇を取得するのは難しいものです。
派遣薬剤師なら、契約期間をあらかじめ決めることができます。長期休みを取得したい時期が決まっているのであれば、その前に契約が切れる求人を探せばいいのです。
長期休みのあとに、条件のいい求人がすぐに見つかる保証はありませんが、自分のライフプランを優先することは可能です。
この記事では、主に派遣薬剤師のメリットを並べましたが、誰にでもおすすめできるわけではありません。「正社員やパートのほうが向いている」という方もいます。
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